おとなはあるていどなみだをこらえるちからをもっています。でも、もしみずがおお
すぎてていぼうがこわれるとなみだのこうずいがおき、ながいじかんふつうにすごせな
くなってしまいます。てがつけられないほどにふえたかわのみずを「かすみてい」にな
がしてなみだにして、きもち(あめ)となみだがおちつくまでしずかにまってすごします。
ちすい④(よん)
④わざと「かわ」をあふれさせる「かすみてい」です。
がまんしすぎないで、しぜんにまかせて。
(まわりのひとをあまりしんぱいさせないように)
だれもいないばしょで、おもいきり『 なみだ 』を
ながして こころのじょうたいをととのえると…
「くも」は「かすみ」になってきえて 『なみだ』でぼん
やりしていたけしきは、すっきりはれてくるはずです。
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モナカンのほん④
なみだのちすい