大学院の理念

  うちの大学院は、「だれにでもちょうどいい楽団」を構築することを最重要事項と位置づけ、楽団員(学籍保有者/132名)による楽団うちの大学の自由活動の推進・尊重および楽団からの分離独立を推奨し、2001年の開学以降に修得した財産・記録・経験等の活用を通じて楽団の維持管理を行い、楽団と内野地区を内外へ発信し続けます。

 また、楽団うちの大学創立10周年宣言文「楽団うちの大学は、いままでにない楽団・これからつくる楽団です。いつまでも、笑顔の花を咲かせます」(2011年8月20日制定)を踏襲し、その実現を目指します。




           


 修士課程(しゅうしかてい)
          活動部門/「楽団うちの大学」の名称で演奏等の活動を行います。

    博士課程(はくしかてい)
          運用部門/「楽団うちの大学」の名称で、楽団の発信・管理・関連品の生産等を行います。

    専門職学位課程(せんもんしょくがくいかてい)
          装飾・附帯部門/非本流の活動やコンテンツの維持、および開始・処理を行います。

  
  GAKU-IDシステム  学籍・履修履歴照会システム(整備調整中)




  
  うちの大学院  (現・最中局管轄部分)




  
  うちわもめ大学  審査対象期間/通年開催。

   
  楽団員がうちの大学院の動態をチェックします。


  
■  うちのめし大学  審査受付・決定期間/奇数西暦年の夏に開催。

 
    楽団員からの要求や意見の受付をもって決定事項とし、または過去および現状の黙認を確認します。
     また各部門や楽団員間の利害関係等を調整した後、今後2年間の楽団の進退を決定します。




  「運営」から「運用」へ。


 かつて楽団には、主体者「楽団員」、意思決定者「運営陣」、管理者「事務局」の三者、その中心に三者の調整機能である「紫章会」を置く基本構造・体制が存在していました。一定のけん制作用を与える「緊張」と適時に良好な雰囲気を醸成させる「融和」の相互関係を構築し、チェックとバランス、アクセルとブレーキを機能させるこの三位一体の仕組みは、楽団の発展に寄与しました。

   
 
   参考/旧楽団体制(2011.3.27 運営陣勉強会資料より)        
          うちの大学院(原案/もめし構想) イメージ図


 2013年、意思決定者の「運営陣」が消滅したためこの構造・機能は破綻しました。わずか6年間で運営陣は消滅しましたが、それと引き換えに 楽団結成からの12年間で生み出された財産=「楽団をさらにおもしろくさせるたくさんの素材」が見つかりました。そしてそれらの財産をしっかり活かし運用しながら発信や生産の実績を重ね、また楽団の管理やあり方についての実験と模索が5年ほど続きました。

 この度 その運用実績と管理の実験結果を実用化させ、新たに整備した基本構造がうちの大学院です。
基礎として現状に大きな変化を加えることなく、「気やすく」「見やすく」「わかりやすく」を心がけています。
明確に区分けされた活動部門、運用部門、装飾・附帯部門の三者相互による「check&balance」(チェックとバランス)構造を設け、奇数西暦年に恒例(定期)設定されている「うちのめし大学」により「accelerator&brake」(アクセルとブレーキ)機能を持たせています。

 楽団うちの大学。運営を放棄した先には、運用に活路が開かれました。
132名の楽団員が残した楽団を運営するのではなく、楽団の財産を「運用」という形で活かす時です。
楽団結成以来、楽団うちの大学の土壌に一貫してたくさんの種をまいてきたからこそ、うちの大学院には育ち盛りの新芽と収穫が楽しみな大きな実りがあります。
そして、これからどんな景色を見せてくれることでしょうか。


 「道は長いほうがおもしろい。やること派手に、大げさに。いつまでも、笑顔の花を咲かせよう」(創立六周年記念誌より)

              



 うちの大学院は楽団うちの大学とともに、新しい取り組みへの第一歩を踏み出しました。



   
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